変額保険は必要ありません

ふあんさん

保険って、定期保険・変額保険があるけど、どちらに入った方がいいのかな。この2つ、どう違うのでしょうか。

定額保険・変額保険・養老保険・外貨建て保険等々、いろいろな呼び名の保険がありますが、今回は定額保険と変額保険に絞ってお話ししたいと思います。

定額保険:受け取る受け取る保険金が決まっている
変額保険:保険会社の運用次第で受け取る保険金が変わる

(参照:マネードクターHP)

定額保険は名前の通り、死亡や高度障害状態時の満期時に受け取る保険金が決められた金額となります。その他に解約返戻金も契約時に決めた金額になります。固定の金額で定めた保険です。

変額保険の死亡時のなどの保険金は、契約時に最低保証金(基本保険金額)があり、運用がうまくいけば保険金は増えるが、不調でも最低保証金を下回ることはありません。解約返戻金等も運用実績に基づき増減します。

変額保険のイメージ

(参照:知るぽるとby日本銀行)

変額保険は最低保証金があり、運用次第で保険金や解約返戻金も増えます。運用も株式や投資信託に分散され、リスクも軽減されています。自身で株式を運用する手間が省け、もしもの時には保険金が支払金額より多くもらえます。生命保険料控除や相続時の控除もあり、契約者様にはメリットが多くあるように見えます。

変額保険が保険会社の手数料が高額

銀行や保険会社、無料相談FPから変額保険をもしもの時の保障と資産運用の両方に対応できますのでぜひご検討くださいと、しつこく説明されることがあります。なぜしつこく勧誘するかを考えて頂きたいのですが、紹介する側にメリットが大きいからです。変額保険、もっと言いますと養老保険や外貨建て保険も手数料がかなり高いので、紹介する側の収益が大きいのす。

分かりやすい例は、変額保険に加入して数年で解約すると支払い額よりかなり下がった金額しか返戻金として返ってこないことです。
これは支払った金額のうち大きな部分が手数料に消えているからです。一般的にこの手数料は支払金額の40〜80%と言われています。

生命保険は掛け捨ての定額保険で
運用は自分でインデックス投資

生命保険は必要です。しかし、必要な人は限られています。それは、「自立していないお子様がいらっしゃる世帯主様が、お子様が自立するまでの間に備える死亡保険」です。それに備えるものは掛け捨ての定額保険で、手数料も安価なため掛金も削減することができます。

(参照:ライフネット生命 生命保険はネットでシンプルに)

ただ、老後等将来のための資産として、自分で運用していくことも必要です。
これは、ネット証券(SBI証券や楽天証券)で人気のあり手数料が安いインデックス投資信託をコツコツ購入していくことをお勧めします。
定期購入で申し込めば、自動で購入してくれますので手間もかかりません。NISA口座をうまく利用すれば1,800万円まで非課税で運用もできます。インデックス投資信託の手数料は0.1%くらいと変額保険の手数料の400〜800分の1ですみます。

まとめ

生命保険は必要だが、必要な人や時期は限られている。必要な方はネット等で安価な定額保険に加入し、もしもの備えはしておく。
老後等への資金として資産運用も必要だが、生命保険会社に任せる変額保険等ではなく、自分でネット証券等で手数料が安く人気があるインデックス投資信託を銀行引き落としやクレジットカードで自動購入設定をする。

人の言われるままの保険や面倒だからと人任せにせず、自身で調べて、必要なものを必要な時期に、できるだけ安価で購入することが一番の保険になるかと思います。何事も自分で調べて自分で判断することが重要ですね。

この記事を書いた人

fp.yamagishi

金融機関に勤務しながら、副業でファイナンシャル・プランナーをしています。大学卒業後に金融機関に勤め、10年勤務した後、同業に転職。
25年以上の金融機関勤務経験を活かし、皆さんの資産運用・お金の問題を支援できましたらと考えています。

【資格】
・ファイナンシャルプランナー(CFP)
・FP技能検定1級取得
・貸金業取扱主任者