お金の話に関係ないのですが、好きな美術館に関してのコメントです。
国立近代美術館では3月の終わりから4月のはじめにかけて、桜の絵画の展示がされます。
桜の絵画を見た後に、目の前の皇居や少し歩いて千鳥ヶ淵の桜を見にいくのがおすすめです。
重要文化財指定作品が目白押し
国立近代美術館は国立だけあって、重要文化財の作品が一般展示されています。一般展示物を見る場合、大人500円/人、金曜日と土曜日の17時以降は大人300円/人と非常にリーズナブルです。
私が好きな作品は、和田三蔵の「南風」と岸田劉生の「道路と土手と塀」の2作品。その他藤田嗣治の作品も好きですが、この2作品は絵に力があって、見るたびに圧倒されます。
「南風」は難破した船員が救助された船の中での描写ですが、助けられたのに堂々とした船員達のプライドが出ていて、たくましい身体を見るたびに、この身体と心意気を自分の目標にしています。
「道路と土手と塀」はなんてこのとのない題材ですし、普通の道路を描いただけなのですが、ものすごく迫ってくる土の道と太陽の暑さを感じ取れます。見ているだけで汗が出てくる感じがして、圧倒されます。岸田劉生は我が子を描いた麗子肖像もありますが、力強さが好きな私にはこの道路だけの絵が気に入っています。
みんさんも好きな美術館や絵画はありますでしょうか。絵画は本物に宿る力と繊細さがあります。ぜひ、美術館で本物の絵を堪能して下さい。特に桜の時期や紅葉の時期等、絵画と合わせて自然の景色を堪能するとより綺麗さや感動が増しますので、おすすめです。