
子供が小さい頃はすぐ体調を崩したりしました。今は多くほ補助制度があるようですね。
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やまぎし
お子さまの医療費に不安を感じますよね。 子育てにかかる費用の中でも、急な病気やケガによる医療費は予測が難しいため、多くのご家庭が心配される部分です。 乳幼児と言いますが、高校生まで助成が受けられる自治体もあります。 概要と注意点をご案内します。
乳幼児医療費助成制度とは?
乳幼児医療費助成制度とは、0歳から就学前あるいは中学卒業(自治体によっては高校卒業まで)までの子どもの医療費の自己負担分を、自治体が一部または全額助成してくれる制度です。
保険診療の範囲内であれば、病院での診察、治療、薬の費用、入院費用などが対象となります。
制度の仕組み
<図解:チャットGPT作成>
※自治体によっては、窓口での支払いが0円になる「現物給付方式」を採用しているところもあります。
対象となる年齢と具体的自治体例
制度の内容は、お住まいの自治体によって異なります。全国のなんと4割の自治体が高校生まで医療費助成を行っています。
自治体例:<みなさんがお住まいの自治体にご確認ください>
東京都杉並区 中学3年生まで 窓口負担なし
大阪市 15歳年度末まで 1回 500円程度
名古屋市 高校3年生の3月末まで
月 500円上限(1医療機関ごと100円程度)
福岡市 高校3年生まで 窓口負担なし
さいたま市 中学3年生まで 窓口負担なし
広島県 18歳年度末まで 窓口負担なし
宮城県 中学3年生まで 1回 500円
静岡県 中学3年生まで 1医療機関ごと 600円
兵庫県 中学3年生まで 1日上限 400円
横浜市 高校3年生まで 1回 500円【申請の流れ】
・出生届を提出
・健康保険証の発行
・医療証(乳幼児医療証)の申請
子供の健康保険証が届きましたら、「子供医療費助成制度医療証交付申請書」に必要事項を記入し、市区町村の窓口で行います。オンラインで申請が可能の自治体もあります。
印鑑・保険証(コピー)・本人確認書類などが必要とする自治体もありますので申請にいく前に必要書類の確認は忘れずに。
申請後、乳幼児医療証が交付され、それを病院の窓口で提示することで助成が受けられます。
注意点
・自由診療や予防接種、健診費用などは基本対象外です。(自治体や内容によって予防接種・検診費用の助成制度があります)
・転出・転居をした場合は、新しい自治体で再申請が必要です。
・一部自治体では、所得制限が設けられています。
・世帯年収が一定額を超えると助成対象外となる場合があります。
よくある質問(Q&A)
Q. 医療証を忘れた場合はどうなる?
A. 一時的に自己負担となりますが、後日、領収書をもとに還付請求できます。
Q. 県外の医療機関でも使える?
A. 一部自治体では県外での使用に制限があるため、事前に確認が必要です。
まとめ
乳幼児医療費助成制度は、子育て家庭の大きな支えとなる制度です。
自治体でも内容が違っていますので、ご自身のお住まいの自治体の制度を今一度確認してみてください。高校生まで安価で使えると思いもよらない怪我にも対応できて安心です。
調べて把握しておくだけで、何かあった際の心づもりが違ってきます。ちょっとした手間を怠らないことが大きな安心につながってきます。