【2026年版】持ち家の火災保険・損害保険 完全ガイド|正しく備えていますか?

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持ち家の火災保険・損害保険
完全ガイド【2026年版】

「入っているから大丈夫」は危険!正しく備えていますか?

⏱ 約5分で読めます

📋 この記事でわかること

✅ 火災保険の補償範囲
✅ 地震保険との違い
✅ 保険料の目安と節約術
✅ 選び方のポイント5つ
✅ その他に必要な損害保険
✅ よくある落とし穴

🔥 火災保険とは?意外と知らない基本

持ち家を購入したとき、多くの方が住宅ローンとセットで火災保険に加入します。しかし「火事のときだけ使える保険」と思っていませんか?

💡 火災保険のポイント

火災保険は火事だけでなく、風災・水災・落雷・盗難・水漏れなど多くのリスクをカバーできる総合保険です!

🛡️ 火災保険の主な補償範囲
🔥
火災・爆発
火事・ガス爆発など
◎ 全プラン対象
落雷・破裂
雷・爆発による損害
◎ 全プラン対象
🌪️
風災・雹災・雪災
台風・大雪・雹など
◎ 全プラン対象
🌊
水災
洪水・土砂崩れなど
△ 選択制
🚿
水濡れ
給排水設備の事故など
△ 選択制
🔓
盗難・破損
空き巣・不測の損害
△ 選択制

🏗️ 「建物」と「家財」どちらに入る?

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建物

家の構造部分・設備

✅ 柱・壁・屋根
✅ 浴槽・システムキッチン
✅ 給湯器・エアコン(固定)
✅ 門・塀・車庫
持ち家は必須!
🛋️

家財

家の中の動かせるもの

✅ テレビ・冷蔵庫・洗濯機
✅ 家具・衣類・食器
✅ パソコン・カメラ
✅ 現金(限度額あり)
忘れずセットで!

⚠️ よくある落とし穴

「建物だけ」に入っている方が多いですが、家財を補償に含めないとテレビ・冷蔵庫・家具などが火事で全焼しても1円も出ません。必ずセットで検討しましょう!

🏔️ 地震保険は別!絶対に知っておくべき違い

📌 地震保険の基本ルール

火災保険に地震による損害は含まれていません。地震・噴火・津波による損害をカバーしたい場合は、地震保険に別途加入する必要があります。

※地震保険は火災保険とのセット加入のみ可能です(単独加入不可)

🔥 火災保険 🏔️ 地震保険
カバーするリスク 火災・風災・水災など 地震・噴火・津波
単独加入 ✅ 可能 ❌ 不可(火災保険とセット)
保険金の上限 再建築費用まで 火災保険金額の
30〜50%
保険料の決まり方 会社・プランにより異なる 全社一律(法律で統一)
日本での加入率 約88% 約70%(未加入者多数)

💬 FPやまぎしの見解

地震保険は「割に合わない保険」と私は考えています。保険料は高く、実際の支払いは建物保険金額の30〜50%が上限。さらに損害の程度によって細かく査定されるため、「思ったより出なかった」という声が非常に多いのが現実です。

そのため私は地震保険を積極的にはお勧めしていません。ただし、「地震が怖くてどうしても不安」という方は、安心料として検討してみるのも一つの選択肢です。なお保険料は確定申告で「地震保険料控除」として節税にも活用できます。

📰 コラム:東日本大震災と地震保険の実態

2011年の大震災で、地震保険はどれだけカバーできたか?

💰
総支払保険金
約1.2兆円
📋
支払件数
約78万件
🏚️
当時の加入率
約50%
⚠️ 現実の声:全壊と判定されても受け取れるのは建物保険金額の最大50%まで。「家を建て直すには全然足りなかった」という被災者の声が相次ぎました。
📌 ポイント:地震保険は「生活再建の足し」にはなりますが、家の再建費用をまかなえる保険ではありません。この点を十分理解した上で加入を検討しましょう。

💰 保険料の目安と2024年値上げの影響

📢 2024年10月 火災保険が平均約13%値上げ!

気候変動による自然災害増加・物価上昇を受け、火災保険料が大幅に引き上げられました。現在の保険内容と保険料を今一度見直すよい機会です。

住宅の種類 建物保険金額 年間目安保険料
(火災)
地震保険
(追加時)
木造一戸建て 2,000万円 約5〜9万円 +約2〜4万円
鉄筋コンクリート
一戸建て
2,000万円 約2〜4万円 +約1〜2万円
マンション
(区分所有)
1,000万円 約1〜3万円 +約0.5〜1.5万円

※地域・建物構造・補償内容・保険会社によって大きく異なります。目安としてご参照ください。

🎯 火災保険の選び方 5つのポイント

1

補償は「新価(再調達価額)」で設定する

「時価」設定だと、古くなった家は補償額が大幅に減額されます。新価(同等のものを新たに購入・建築できる金額)で設定するのが原則です。

2

水災補償はハザードマップで判断

国土交通省のハザードマップで、自宅が浸水想定区域かを確認。低リスクエリアなら水災を外してコスト削減も可能です。

3

長期契約でコストを下げる(最長5年)

火災保険は最長5年契約が可能。一括払いにすることで月払いより割安になります。2022年以降は10年超の長期契約は廃止されました。

4

免責金額の設定で保険料を調整

免責金額(自己負担額)を設定すると保険料が下がります。小さな損害は自己負担し、大きな損害だけ保険を使うスタイルが合理的です。

5

複数社を比較してから加入する

同じ補償内容でも保険会社によって保険料は大きく異なります。保険代理店や比較サイトを活用して必ず複数社を比較しましょう。

🛡️ 持ち家に必要なその他の損害保険

火災保険・地震保険以外にも、持ち家には下記の保険を検討することをおすすめします。

👨‍👩‍👧‍👦

個人賠償責任保険

日常生活での事故(子どもが他人に怪我させた、水漏れで階下を濡らしたなど)に備える保険。火災保険の特約として安価に付加できます。
月数百円〜で加入可能!

🔧

住宅設備の修理費用保険

給湯器・エアコン・水道管などの設備が故障したときの修理費用をカバー。特約として付加できる会社が増えています。
10年超の住宅は特に重要!

🚗

自動車保険(車庫特約)

自動車保険の車両保険で、駐車中の車への当て逃げ・台風被害もカバー。火災保険の敷地内特約との重複に注意。

👷

工事・リフォーム保険

リフォーム中の事故や施工不良をカバーする保険。リフォームを検討している方はハウスメーカーや業者が加入しているか確認を。

📝 まとめ:持ち家の保険 チェックリスト

☑️ 火災保険は建物+家財両方加入している
☑️ 保険金額は新価(再調達価額)で設定している
☑️ 地震保険の特性・限界を理解した上で、加入するか判断した
☑️ 自宅のハザードマップを確認し水災補償の要否を判断した
☑️ 個人賠償責任保険に加入している(特約で安価に付加可)
☑️ 2024年値上げ後の保険料・補償内容を見直した
💬

保険のことで気になることがあれば

「自分の保険、これで大丈夫?」「もっとコストを下げたい」

そんなお悩みはFPやまぎしまでお気軽にご連絡ください。

📩 FPやまぎしに相談する

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。保険の詳細・最新情報は各保険会社または担当代理店にご確認ください。

この記事を書いた人

fp.yamagishi

金融機関に勤務しながら、副業でファイナンシャル・プランナーをしています。大学卒業後に金融機関に勤め、10年勤務した後、同業に転職。
25年以上の金融機関勤務経験を活かし、皆さんの資産運用・お金の問題を支援できましたらと考えています。

【資格】
・ファイナンシャルプランナー(CFP)
・FP技能検定1級取得
・貸金業取扱主任者